2020年01月17日
tomica50
日本産まれのミニチュアカー=トミカが今年で50年、ミニカーのブランドとしては決して早い方ではなかった(当時)ものの半世紀の歴史には驚かされます。
50年前、昭和45年といえばマイカー・ブームが勢いを増していた頃。人口当たりの保有率が十人に一台以上、すでに軽乗用車が毎月十万台以上売れた時代でした。サラリーマン家庭の夢はカラーテレビを手に入れたらマイカーで家族ドライブ・・・・行先は全通した東名高速で西へ向かうも良し、そのまま吹田まで走り続けて大阪万博を見物するのもまたよし(ただし宿泊先のあてがあれば・・・でしたが)
あの頃は子供ながらに、そんなマイカー・ライフを夢見ていたのかもしれません。今どきの子供たちには何故か建機や働くクルマの方が人気の様で、車に託す夢のニュアンスも随分違っているみたいですが
最近になって再び目を向け始めたのはちょっとオトナ向けのヴィンテージやリミテッドといったシリーズを見つけたことから。トミカ誕生以前の古いダットサンや初代クラウンも手に入るようになりました。
半面玩具とはいえ製造・販売コストが急上昇しているのが悩みのタネです。生産国は今やベトナム、労賃の上昇がリアルに反映された結果でしょうか?