2019年12月30日
マイストーリー
ミシェルオバマ・元大統領夫人=アフリカ系アメリカ人ではじめてファーストレディとしてホワイトハウスの住人となった彼女の自伝が世界で売れまくっています(1000万部越え)
生まれ育ったシカゴ時代から若き日のバラク・オバマ青年との出会い。ホワイトハウスの住人となってから、明け渡すその日まで・・・・・激動の日々をつづった自伝が「マイストーリー」です。
シカゴ郊外のごくありふれた家庭に生まれ幼いころから決して裕福な家庭ではなかったとはいえ、実直な両親の元に育ち真面目で勤勉な父の愛車は何故かステーションワゴンではなく2ドアのおしゃれなビュイックだった。周囲の白人たちはどんどん高級住宅地へと移り住み、同級生たちはいつの間にか有色人種とアフリカ系ばかりになっていった。にも拘らず同級生には「なに白人みたいな言葉遣いしちゃってさあ」と蔑まれたり、何度も人種の壁や差別にぶつかってきた・・・・成績は常にオールAクラス、整理整頓も几帳面にこなし、プリンストン大学に学んだ後はシカゴの高層ビルで憧れのエリートたちと共に法律事務所のスタッフの仲間入り。愛車はサーブ、インターンとして彼女の元にやってきたのはハーバード卒の弁護士志望の細身の青年。バラク・オバマだった!
政権担当時代の目まぐるしい日々から解放された今だからこそ語り明かされるエピソードもいっぱい。巻頭には子供時代からの数多くの写真が並びます。来る大統領選イヤーを前に正月休みの読書プランの一冊に加えておきたい一冊です。