2019年09月21日

10000000台!

トヨタのくるまで最も長く続いているブランドはクラウン?ではなくて四輪駆動のランド・クルーザーが最長寿。もうすぐ古希を迎えようとしています。そのルーツは朝鮮動乱時代まで遡り、警察予備隊に納入された、と言えばその歴史の長大さがお分かり頂けるでしょうか

Img_6331放送局でもほぼ例外なく所有していると言ってもいい存在で、マイクロ回線に中継波を送れるミニ中継車としても、道無き道を歩める最前線の取材車としても有能です。海外ニュースではとりわけ中東やアフリカで治安や安全を守る重要なアシとして活用されているシーンも見かけます。

ビーチで見かけるランクルは砂に埋まったカップルのデートカーを救い出した経験が一度や二度はあるはず。雪道の脇で見かける哀れな落伍者も(個人的経験からすると)通り掛かったランクルが頼みの綱です。

個人ユーザーが乗用車としてカッコよく乗り回す光景が日本でも四駆ブームになる前、40年以上前から珍しくなくなりました。本来目的を最優先して作られた機能美が注目されたゆえでしょうか?

あの頃人気だったヨンマル系はデビュー当時の面影を残すクラッシックな顔立ち、でも搭載するディーゼルエンジンが一時期の都知事のお気に召さなかったようで首都8都県からはすっかり姿を消してしまったのが残念です。そもそも頑丈な車体骨格を持ち、何十年も酷使に耐えうるポテンシャルがあったのに・・・・・・

数年前には海外で未だに人気のナナマル系が国内限定販売されて話題にもなりました。そんなランクルがこのほど世界累計販売1,000万台を記録。トヨタグローバル・グループの1年分の全世界台数にも匹敵!スーパーカブ10台見かけたら一台は目にする計算です。ってかカローラに比べたらこれでも半分にも満たない数字ですが、その企画の優秀さ、人気の根強さはトヨタ・ブランドへの信頼の大きな根幹を成しているのです。

| 05:30 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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