2019年06月16日
leman24
夏至に近い6月の週末、とくればルマン24時間レースです。結果から先に言えばトヨタの二連覇達成、日本車では前例のない快挙です。もっと言えば中嶋一貴の2年連続優勝、これも快挙です。が、もっと忘れられないのはそのさらに前の年、23時間50分余り走り終えて最終ラップに入ったところまでは中島が先頭を走っていたという事実。本当なら、三連覇を成し遂げていたかもしれません。
しかしレース後の中島のコメントからわかる様に決して手放しで喜んではいない様子。というのも今回のレース23時間を経過した時点で中島たちの8号車は2番手を走行、トップは同じくトヨタの7号車、小林可夢偉達のチームです。その7号車が突如スローダウン。タイアにトラブルを抱えた様ですが車体に問題はなさそう。
結局中島は期せずして表彰台の真ん中へとコマを進めましたが、彼の口からは小林可夢偉に勝って欲しかった、というコメントが・・・・・・
今年もやっぱりドラマチックな展開で幕を下ろした24時間の闘い。結局7号車は2位でフィニッシュ。トヨタのワンツーフィニッシュという、これまた遠い昔の2000GTが見せてくれた様な離れ業を去年に続いて見せてくれたのでした。
さあ、来年こそは可夢偉の番?
ライバルメーカーの奮起にも注目したいところではありますが・・・