2019年05月14日
大屋根プラザでは
いま、大屋根プラザでボルボの最新モデルが展示されています。二年連続で日本のカーオブザイヤーを勝ち取ったXC40,60ももちろん、正統派ワゴンのⅤ60も並んでいます。
思い返してみれば日本にワゴンブームを根付かせたのは遠い先祖の240系ワゴン。70年代から不変のスタイルもさることながら、高い実用性と安全性がなによりも自慢のクルマでした。このキャラクターが国産車にも受け継がれることとなり、レガシィ・ワゴンを始めメルセデスCクラス,BMW3シリーズにもライバルが加わったものでした。
ドイツ車に似たゲルマン系のキャラクターのボルボブランドですが、最新のXC40はちょっと毛色が変わったモデルとも言えなくもありません。好評の理由はそのサイズにもあり4400mmの全長はカローラやリーフといった平均的サイズにも近いものがあります。
そして、最も際立つ特徴はこれまでになかったデザインテイスト。
フロントフードはサイドに迄回り込む立体的な造形を持つだけでなく、サイドに向けて流れるような、波紋のようなプレスラインが目を惹きます。正面や上から眺めると切り口が見えないのもメリット。リアドアのキックアップもまた然り、これまでのボルボには無かった冒険です。さらに、ここを境目に上下に塗り分けられたツートーンカラー。これも従来にはなかったキャラクターです。
質実剛健が売りもので比較的過飾を避けていた伝統はそのままに、斬新なデザインテイストを併せ持つ。次の時代に向けてボルボが変わり始める兆しかも・・・・・
2019 VOLVO POP UP STOREは
■六本木ヒルズ 大屋根プラザで19日(日)まで11:00~2