2019年05月11日
微笑みのフェス
つい先日、国王の戴冠式で沸き立ったタイ。山田長政の時代にまでさかのぼり日本とも深いかかわりのある国です。高温多湿な気候と一面に広がる水田の光景、右ハンドルの日本車の群れ・・・・馴染みのある景色がそこここに広がっています。
そんなタイの物産,グルメ,芸能が代々木に終結したタイフェスティバルがこの週末開催中です。トロピカルなフルーツやタイカレーはもちろん、タイシルクを初めとするファッションからアクセサリー雑貨と、様々なテントが軒を並べています。中には無料でマッサージを体験できるコーナーもあったり、アロマの香で満たされた空間も・・・・
工芸品の一画にはアクササリーに混じってトゥクトゥクのミニチュアも!
と思ったら実車の販売もされていて、なんと成約済みに!!
バンコクの街中では今でも庶民のタクシー代わりとして一晩中街中に甲高い排気音を撒き散らして走り回っている(tuk-tukの語源もこのサウンドに由来はっきり言って喧しい)・・・・ダイハツ/初代ミゼットの遠い末裔たちです。
ハンドルはバイクのような一文字,アクセルもグリップをひねります。右足はブレーキペダルだけを担当、両膝の間にはシフトレバーが屹立しているのも特徴的です。
これならアクセルとブレーキを踏み間違うようなお粗末もほぼ皆無,悲惨なAT車の暴走事故を防げる抜本策としてお勧めしたい物件です。
タイのみならずアジア各国でも見られるこの種の3輪タクシーですが、タイのものが最もミゼットの血統を受け継いでいるようで、これまた親しみを感じるポイントです。