2019年02月20日

タイプRは何処へ

HONDAの英国工場撤退のニュースは現地でも大きな問題として取り上げられています。メイ首相も事態の深刻さをアピール・・・

そもそも、何故今このタイミングなのか?それはモデルチェンジのスケジュールにも起因します。本来2年後には登場するであろう次期型シビック。すでに図面の上では完成しているはずで来年には試作型のシビックが工場内の生産ラインを流れていきます。

つまり、そろそろ関連企業に向けて部品の発注をしなければならないタイミングで、ここで次期型生産、販売開始のゴーサインを出さねばなりません。その頃には関税の問題がどうなっているか?さらに数年先の為替レートは??不透明なままの現状ではどうにもゴーサインが出せません。シビックといえばほぼ20000ドルクラスの欧米での量販車、数が売れないと即、収益にも大きく影響します。
ゆえに英国工場で2025年頃までシビック生産を続けることへのリスクは計り知れない・・・・・という算段と思われます。

さて、HONDAと英国の結びつきは案外古く、昭和の終わり、まだ健在だったローバー(ブリティッシュレイランド社のブランド)と共同開発車を作って生産、販売で協業した経緯があります。

P1210866昨今では英国工場で作られるシビックtypeRが海外でも日本でも人気で、数年来日本にも逆輸入される人気ぶりでした。そのシビックが狭山工場で国内生産を再開する、とニュースになったのが2年前。でもtypeRは相変わらず英国産です。

今のシビックがモデルチェンジされる頃ガソリン車を巡る環境ももっと厳しさを増しているでしょう。高出力がウリのtypeRが生き残れるかどうかも不明です。あるいはシビック自身も大きな路線変更を強いられるかも。typeRの魅力を確実に手に入れたいのなら残された時間はそう多くはないのかもしれません......

| 16:47 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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