2019年02月07日
HAYABUSA2
いよいよ今月22日朝8時、小惑星探査機はやぶさ2が最初の着陸に挑みます。去年からずいぶん時間が空いてしまいましたが、これは太陽の向こう側にあって、通信や制御が難しくなる衝の時期を挟んだ為もあり、予想外に着陸地点選択が難航したことも影響しています。小惑星りゅうぐうの地表面をカメラ画像で確認したところ6m四方の「平地」を探し出すのがやっと。あとは大きな岩がごろごろしていてタッチダウンに支障がありそうな地点ばかり・・・・・・
ちょっと骨が折れます・・・・初代はやぶさの時にはタッチダウン後、機体が正常な姿勢を保てなくなるトラブルがありましたが、今度は大丈夫かな・・・・
地球から太陽までの距離を倍に伸ばしたくらいの距離の向こうで、ワンルームマンションぐらいの狭い空間にピンポイントで着陸させる・・・・・殆ど4トントラックの車庫入れ並みの作業を1発合格させないといけません。
最終的なオペレーションは、はやぶさ2が自分で判断してハンドリングします。いまでは素人が買う自動車運転搭載車が器用に縦列駐車をこなす時代ですが無事にタッチダウン、上昇&サンプル採取の信号が受信できるかどうか・・・
22日朝9時ころまでには結果が分かっていることでしょう。もちろんヘッドラインニュースでも随時、お伝えする予定です。