2019年01月14日
料金未納?
空港に乗り入れる飛行機はフツー着陸料という使用料を払います。成田の着陸料はとりわけ高いことで有名ですが、これを滞納しているエアラインがある・・・・・ニュースにも取り上げられたのがLCCとしては日本で最近目にするようになったマレーシア系格安航空会社(LCC)インドネシア・エアアジアXです。
おまけに、1月14日の成田発デンパサール行きXT404便を最後に成田発着の定期便から撤退するという驚きのニュース。つい2年ほど前成田に顔を見せ、毎日のようにバリ島を結ぶ路線だったのに・・・・・稼働率も決して悪くはなかったはずなのに何故?と疑問がわいてきます。専門筋の報告によれば成田に限らず中長距離を中心に数多くの国際線からもすでに撤退済み。いったい何が起こっているのでしょうか?
確かに去年のインドネシアは度重なる火山噴火・地震、津波被害に加えて他社ではありますがLCCの墜落事故もあったりして、決して恵まれた経営環境には無かったかもしれません。LCCにとっては確実に収益を挙げることも大切なポイント。
LCCの最大の武器は価格の安さ。引き換えに機内食が有料だったり、シートバックの液晶モニタ―がなく、離陸前の救命胴衣のデモンストレーションが今もあったり、機内に持ち込める荷物の重量が7㎏未満だったりと色々制約はあります。
会社側では成田空港の空港使用料対応は運休と無関係としており、半額の支払いを終えているということですが・・・・・・(一説には会社解散との噂もあるようですが)
他方で1月30日には台北-関西線が就航予定。クアラルンプール-福岡線をことし2月28日に週4往復で開設すると発表されています。機材は成田線同様エアバスA330、比較的大型の機種です。
LCCとしては大型の機材を運用しているので、その去就が気になるところです。