2018年09月12日
《相愛相親》 (2017・中)
TVのバラエティ番組を制作する女性を演じる女優;朗月婷(ロウ・ユエティン)は全盛期の百恵ちゃん(or上戸彩?)を彷彿させる飾らない魅力の女性。
祖母の大往生を看取り、納骨のため祖父の眠る故郷の墓を訪ねるシーンから始まるのが中台合作の映画「妻の愛、娘の時」,(相爱相亲)です。が、・・・・
そこに待ち受けていたのはもう一人の「おばあちゃん」・・・・他界した祖父は先妻を残して村を出た後、母と結ばれ家庭を築いたのだった
祖父が去った後も義理堅く貞節を守り続け、頑なに埋葬を認めようとしない、このおばあちゃんに何とか懐柔を図ろうとする孫娘と、この騒動を番組に仕立てようとする上司の思惑が交錯する
舞台は北京でも西安でもない中国の地方都市、監督は脚本も手掛けた台湾出身の女優、シルビア・チャン=何と母親役を演じていた女優さんでした!
第18回東京フィルメックスのオープニング作品にも選ばれ、アジアの各映画祭でも多数受賞、玄人筋の評価が高い映画です。
一人の男をめぐる三角関係で悩んでいた境遇は孫娘ともう一人の祖母で相通じるものがあり・・・・・という三世代ラブストーリーの展開を見せます。
娘役の(#LangYueTing)は中国生まれの女優さんですが、これからブレイクする逸材かも?ミュージカル映画でも脚光を浴びていることから今後の出演作が楽しみです[E:#x1F49B]