2018年08月17日

PHEV

ホンダのクラリティといえば燃料電池車でトヨタのミライに相当するクルマ、というのは2年前にも記したと思いますが、今度はプリウスPHVに正面から勝負です。と言ってもホンダの場合は燃料電池車と同じボディ、名称を使ってのデビューです。これはちょっとびっくり!


水素を貯める大きなタンクの位置には電池とガソリンタンク。モーターと制御機器が詰まっていたフロント・フード下にはガソリンエンジンが詰まっています。
ライバル;プリウスとの最大の違いはそのサイズ。全長は4900mm以上、車重も2トン近くになります。これだけの重さ、サイズはEVにとっては大きなマイナスとなりかねない要素ですが、電池だけで走るEVモードで100km以上の航続距離を謳っています。

実質的には街中で60㎞前後の航続距離ではないかと思いますが、ガソリンを補充しても走り続けるのが最大の強み。経費節約したいときは充電。遠出して距離に不安のある時にはガソリンスタンド、という両刀使いが大きな魅力です。
ガラスの構造にまで気を配った静粛性も大きな魅力、大排気量の高級車に匹敵する静けさは運転のマナーも変えるくらいのインパクトがあります。

ただ、価格も588万円と欧州高級車と肩を並べるレベル。むしろ本当のライバルは静粛性を売りにした海外の高級車クラスなのかもしれません。

| 21:28 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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