2018年06月26日
冠刷新
トヨタの基幹乗用車クラウンとカローラ、王冠と花冠...今もトヨタの二枚看板です。
その新世代モデルが同時デビューを飾りました。そもそも1974年からはほぼ同時期にモデルチェンジを繰り返していた両車、ユーザーの高齢化が問題視されていたことも共通の課題でした。
"新しい白いクラウン"
クラウンはこれまでアスリートやマジェスタといった兄弟車種を切り捨て一本化。スタイルもテスラばりのクーペみたいなデザインです。カローラの方はこれまでオーリスと呼ばれていた海外版ハッチバックの刷新、現行型のカローラは海外版とは異なるヴィッツのセダンバージョンでした。
ミニバンばかりがもてはやされセダン復権などという言葉がポピュラー化している現代、かつての看板車種を同時発表するトヨタの力の入れようが伺えます。ルマン優勝から一週間、興奮も冷めやらぬうちに、との思惑も考えられなくもありません。
ネット通信が必須となる将来を見越してのコネクテッドカーという提案はゼロクラウン、NCVカローラ発表以来の大きな節目を迎えた証しのようです。