2018年05月15日
#aroundtokyometro04
東京メトロを知り尽くす旅、4本目は・・・・
オリンピックも終わって東京の景色もがらりと変わります。総武・中央線各駅停車の混雑解消のためのバイパス線として計画されたのが、営団5000系電車の走る地下鉄・東西線でした。
初めて当時の国鉄と相互乗り入れを実現、しかし大手町こそ通過するものの、山手線とは高田馬場で交わるのみ。銀座もターミナル駅も通りません。
東中野からは早稲田通り下を進み、飯田橋からは南下、竹橋で東に向きを変えます。快速運転があるのも東西線の特色。路線カラーは水色、都営三田線よりも薄いブルーです。路線記号はT。
総武線に乗り継げば葛西や浦安といったベッドタウンにも直行できる、通勤に主眼を置いた路線ともいえるでしょう。地下鉄博物館が置かれているのもこの沿線です。
日比谷線の3000系から一つ飛ばして5000系車両は当時の国鉄に乗り入れ可能な地下鉄では最大クラスの20m車。この路線だけは混雑解消のための大型ドアなどが導入されたのもユニークです。
実は大手町を境に、当初都営三田線を支線に加える計画があったという話はあまり知られていないようです・・・: