2018年02月09日

NEW ARTIST UNIT EXHIBITION

六本木の新国立美術館ではいま 第16回NAU 21世紀美術連立展 開催中です。秋に見た日展に比べると完成度では譲るものの絵画、彫像を中心にインパクトや斬新さでは負けず劣らずの個性を発揮するユニークな作品を見出すことができます。

やや荒削りな木彫りの等身大女性の彫像が並ぶWOMAN21
どこにでもいそうなカジュアルな若い女性7人を並べただけ、ですが意外にリアリティがあって、一人暮らしのオンナっ気の無い部屋に一体でも飾ってあったら、眠る前など独特の緊張感に包まれるかもしれません。

Dscf7027
Dscf7028

ギンヤンマが脱皮した後の抜け殻を2メートル近い写真に拡大したものも立派なアート作品。その光沢といい、質感といい、とても数センチのオブジェとは思えない出来栄えです。というか自然の生み出す妙。

このほかヘッドフォンを載せたまま、ベッドで布団を掛けている歯ブラシ?とか、実験的な試みも。

お気に入りの作品に出会えるかは、はっきり言ってギャンブルかもしれませんが普段馴染みの無い人には案外敷居の低い場かもしれません。何と言ってもこの展示、入場無料ですから......

| 02:24 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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