2017年10月20日

ドライバーの救世主?脱化石燃料

いよいよ、日本でも量産型の電気トラック(3t)が走り始めます。三菱ふそうの「eCANTER」がセブンイレブンに導入されました。
ほかに、ヤマト運輸も。それぞれ25台の計50台が11月から配送などに活躍します。電池はもちろんリチウムイオン。出力135kWのモーターを1回の充電あたり100km走行させるキャパシティがあります。
都内の平均車速はどう頑張ってもせいぜい20km/h、五時間は走り回る計算で、停車時間を含めた稼働時間は10時間がせいぜいでしょうか?、過労死ラインを超えるはるか以前には電池がなくなる計算です。
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写真は米商業車ショーでデビュー時のe-キャンター(K.松井君写真提供ありがとう)
大量に納入される宅配業界大手UPSのカラーをまとった左ハンドルのキャンターには気品さえ感じられます。
停車中のディーゼル振動もなく労務環境向上にも大きく寄与できそう。まちなかの環境も目立たぬところで向上する筈です。

電化のニュースはさらに続きます。 2020年から事実上の最小メルセデス、スマートは10月9日、全モデルを電動化すると発表しました。

スマートは現在、直列3気筒ガソリンエンジンと、EVの「エレクトリックドライブ」をライン・アップ。急速充電器の前でも時々見かけるようになりました。まずは欧州と米国で、ガソリンエンジン車を終了し、EVに一本化。その後、日本へも拡大していく計画ということで、どうしてもガソリンエンジンの振動や熱気が堪らなく好き、という愛好者は3年以内に購入できるようセールス氏にあたりをつけておいた方が良いかも。

三菱のi-mievも来年にはニューモデルを拝めそうです・・・

| 19:31 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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