2017年09月02日
「災害イツモフォーラム TOKYO」
9月1日は防災の日、その起源は94年前のこの日に関東を襲った大震災。世界を駆け巡るニュースにもなり、各国から支援が寄せられたことも記録に残っています。そんな防災の日にマリオンの11階で催されたのが防災フォーラム
レイチェルチャンの司会で始まった 「災害イツモフォーラム TOKYO」は熊本やヒマラヤの地震体験をベースにした野口健さんのトークを皮切りに、防災プロデューサーの永田宏和さんらを迎え心理学や阪神淡路の体験をベースに立ち上げたサイトの実用例に至るまで盛りだくさんの2時間でした。
もしも水、ガス、電気のインフラが絶たれたら、回復までにどれくらいの時間を見込めば良いのか?実際のところ正確な予測はできていません。ガスは一ヶ月とも言われていますが、とりあえず支給物資が届くまでを一週間と想定すると家族四人が生き延びるのに必要な水は何リットルか?真っ暗な自宅で生活するのに灯りはひとつで足りるの?
今すぐ役立つ家庭内のストックの活用法、あると便利、無ければ絶対に不自由なアイテムの数々・・・・・・あまりにも沢山あるので、改めて備えることの大切さを思い知らされます。
会場にはすぐに役立つアイテムが合理的に組み合わされた段ボールのボックスなども展示されていて大いに参考になりました。
防災グッズというと、まとめて何点か買いに走るイメージがありますが、家庭にあるラップだって新聞紙だって立派に大活躍する防災グッズの一員です。問題は必要な時に必要な量にちゃんと手が届くかどうか。収納場所も合わせてもう一度見直してみるだけでも立派な対策です。
もう1つ欠かせないのがラジオと明かりと乾電池。スマートフォンのラジコも充電が切れたらそれっきり。電話の電池はなるべく通信用に温存してラジオは電池で長時間聴いていてほしいものです。電池の備えと複数の明かりもお忘れなく、トイレにもランタン型が一個常備されただけでも大活躍間違いなし!もちろんキャンプ用と兼用で構いません。
そして乾電池の常備、今や家庭のテレビもエアコンもトイレの水洗だってリモコン作動です。大抵の場合は単3/4電池が使われますが数年のうちに寿命が来ます。非常時にはこれらの電池がラジオ電源にもなるわけですが、リモコン電池が切れた問に乾電池ストックがあれば即刻交換できて便利。たくさん備蓄しておいても無駄にはなりません。リモコンに近い場所においておくなら尚理想的!
まずは、ラジオ・リモコンにあった電池を買うことから始めましょう。