2017年08月26日
Nikonまつり
今週末はお台場でニコンの「祭り」ファンミーティングです。新製品の展示はもちろん各種懐かしの機種やお宝アイテム、それに撮影セミナーや宇宙で活躍する製品の紹介、モデル撮影会もあれば望遠レンズ体験・・・・
ま、一日過ごしても飽きません。マニアには・・
ニコンを代表するカメラ「F」は1964東京オリンピックに間に合わせるように発売され、以降ミュンヘン、モスクワ、ソウル、バルセロナ、アテネの各大会とほぼ同時期にモデルチェンジしました。
F3が誕生した80年代はスペースシャトル実用化の時代.巨大なフィルムマガジンを取り付けてフィルム交換作業を楽チンにしたスペースモデルも展示されています。つや消し塗装はもちろん、作動油の品質までチューニングされた特注品だそうです。
船外に持ち出すには耐熱耐寒、対衝撃性を高めたカバーが必要です.近年ISSで採用されたD5はほぼ市販製品と同じ。街中で入手した製品をそのまま宇宙に持っていけるくらいのクオリティだそうです。
とうの昔からブランド名は知ってますがニコンユーザーになったのは意外に最近で、2003年ころからでした。それまではしばらくキャノンユーザーだった時代が続き、羨望のまなざしでニコンの上位機種を眺めていたものです。
最初に手にしたプロネアという一眼レフはAPSシステムという画期的なカセット式フィルムを使うものでした・・・・が、いつしかデジタルカメラの時代にとってかわられ、もう街中で目にする機会もなくなりました。110フィルムに至っても以下同文、ペンタックスの超小型一眼レフも永い眠りに就いています。
その次にコンパクトサイズのデジタルなどを経てFM10という入門レベルのカメラでニコン開眼(ドラマ;冬ソナでユジンも使ってました)...不朽の名作F2も手に入れ、数台を経てデジタル一眼D200,D70のペアに落ち着いています。
最新版の一眼にも触手が動きますがD200は、まだまだ頼れる相棒。甲子園での母校の活躍も大谷の速球や打撃の瞬間もコイツのお手柄です。
フィルムを通すF2の出番やキャノンEOS-1の出番もめっきり減ってしまいましたがF2のほうは電池がなくともフィルムさえあれば撮影できるし,EOSも単三電池があれば駆動可能です。ほかの大半のカメラは特殊な電池が必要で、今では手にする機会も減りました。
この十数年、デジタル化とともにカメラの勢力図も大きく変わりました。そんな中ニコンは比較的変化が少なく、安心して持ち続けることができるブランドではないでしょうか?