2017年07月13日
lighthouse Ⅴ
「明治期の保存灯台」野口毅写真展、木曜日までミッドタウンのフジフィルムスクエアで開催されました。
明治期になって全国あちこちに建てられた灯台、ナビが普及するまで重要な船の道しるべとして活躍しました。そのいくつかは明治期から連綿と明かりを灯し続けています。例えば横浜港の真ん中に真っ赤な古めかしい灯標がありますが、これもじつは明治生まれ
御前崎、犬吠埼といったお馴染みの岬にも老舗の灯台はあります。全国の灯台を舞台にした60年前の映画『喜びも悲しみも 幾歳月』(よろこびもかなしみもいくとしつき)を知らない私には、懐かしさはこみあげてきませんが、来訪者の中にはこの話題で盛り上がる年代も見受けられたようです。
文明開化とともに整備された灯台に明治の息吹をちょっとだけ感じた午後のひと時でした