2017年06月04日
MATEL
ホットホイールという名のミニカーに初めて触れたのは小学生の頃でした。まだトミカが生まれる前、マッチボックスほか精巧なミニカーはヨーロッパ製の十八番・・・だった頃です。
ナイロン系素材のタイヤを極細のピアノ線で支え、その走りのスムーズさ・速さときたら驚異的でした。この走りを生かしたコースやレイアウトも同時に紹介され、おねだりしていた小学生も少なくなかったはず・・・・製造したマテル社といえば既にバービー人形でお馴染みのブランドでした。
これまたリカちゃん人形よりも数年はやく、昭和40年頃には日本に上陸済みでした。初期のものは肘も曲がらず、膝だけがクリックで段階的に曲げられるというのが国産モデルにはない魅力。当然海外ファッションを先取りできるので、親の目から見ても羨望の的だったに違いありません。
半世紀を経ても定番のおもちゃブランド、ほかにはあの有名なレゴブロック有り、プラレールあり、おもちゃ産業の国内総需要は一兆円に届かない規模と言いますが、その影響力は決して小さくありません。
次はどの車を選ぼうか・・・・生涯の永遠のテーマとも言える命題を子供心に植え付けてくれたミニカー、将来のクルマユーザーを育てる教育素材としても、その役割は重大です。
(ワイルドスピード、お馴染みの名優たち)
やはりフォード・エスコートの魅力にはかないませんでした
(おもちゃショー会場での販売はありません・購入は帰路の寄り道で)