2017年05月13日

LEADERS・3

まだトヨタも日産もよちよち歩きだった1930年代、フランスではすでにシトロエンが画期的な前輪駆動車「トラクシオン・アヴァン」を大ヒットさせていました。そんな陰で日本車にもシトロエンに負けず劣らずユニークな存在があったことをご存知でしょうか?トヨタ博物館に保存されている筑波号、18444302_297697370653771_2727007686943047680_n.jpg
よく見るとフロントのサスペンションの板ばねのほかにもう一本ドライブシャフトの細い棒が見つかります。これが日本でもっとも古くから量産された前輪駆動車です。といっても200台にみたない生産台数で現存するのはおそらくこの一台のみ・・・・・
製造したのは渋沢栄一らも協力した東京自動車製造KK、サイズは当初の軽自動車構想よりもさらに小さい位でエンジンはイギリスの名車オースチン7とほぼ同じ排気量でした。
もしもの話ですが、このモデルが軌道に乗りトヨタや日産と肩を並べる企業に成長していたら・・・・・ひょっとして英国のミニに並び称される歴史的なモデルと呼ばれていたかもしれませんし国産車(軽自動車)の普及のスピードもあるいは、もっと早まっていたのかもしれません。実を言うとこのモデルの存在を知ったのは今回が初めて。創世記の日本のパイオニアはドラマ「LEADERS」の豊田喜一郎だけではなかったことを思い知らされた気分です

| 12:59 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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