2017年02月18日
ginza1000
帰り道にふと見かけた東京メトロ銀座線の新型車両。・・・といっても実は昔懐かしい初期の車両をオマージュしたスペシャルな2編成のうち一本と分かりました。前照灯は昔ながらの一眼
他の路線と違って独自路線を行く老舗の銀座線、お手本はNYのソレらしくパンタグラフも架線も見当たりません。相互乗り入れできるのは丸ノ内線くらいのもので私鉄との乗り入れもなし。文字通り独自路線を行くマイペース・ナンバーワンです。車体幅が狭く天井が低いところもNY譲り、だから何となくお気に入りの路線でついつい回り道してでも乗ってしまいます。
さて、パンタグラフもなしにどうやって電気を拾うのか?他の路線よりも広い線路の脇をよく観察するともう一本レールが敷かれているのが分かります。右側か左側か?これは区間によって違います。駅の手前などポイント通過のタイミングではこの第三軌条と呼ばれるレールが左右とも途切れる区間があります。昔の銀座線に乗ったおじさんたちなら駅の手前などで一瞬電灯が消えて真っ暗になる瞬間を覚えているはずです。
その懐かしの旧1000系車両は地下鉄東西線葛西駅の地下鉄博物館(ちかはく)に保存・展示されています。