2016年02月10日

1万5千円台・・・・

 年初から始まった株価の乱高下、特に先週からの株価の落ち込みは今までに例がないほどのジェットコースター並みです。
 先週に地銀の黒田総裁が発表した驚愕のマイナス金利、日米の金利差はこれで大きく広がったことになるはずですがそんな黒田バズーカの効果も帳消し。2014年の黒田バズーカよりも前の15000円台にまで落ち込んでしまったのは一体何が原因なのでしょうか?

 ここで明言できるような理由は見当たりません。考えうる要因と言えばアメリカの先行き不安でしょうか。原油価格は中国需要も含めて明るい兆しが見えず、上昇の見込みはありません。原油マネーと呼ばれる資金は皆、原油マーケットから引き上げに走っています。アメリカの株価相場からも明るい材料に乏しいことからマネーが撤退、こうした資金はどこへ移動したかと言えば比較的安全パイと思われる円買いに流れた、と言うのが多くのアナリストの見解です。
 つまり、今買われている円資金の出所はオイルマネーやアメリカ株に充てられたお金、これが引き金となって日本株も軒並みその価値を減らす結果になっています。ここで疑問・・・円ってそんなに安定資金なの?円に流れ込んだ資金は次にどこに流出するの?まあ、原油相場が上昇に転じれば再びもとの鞘に戻る可能性も無くはありませんが、これは期待薄。落ち込んだ日本株は再浮上するのか?これも円高のうちは望み薄です。
 それではこのまま、円高が続くのか?

 2008年リーマンショックの頃をふりかえって見ます。9月中旬に発覚した大手証券の相次ぐ経営破たん破綻、その余波は12月のGM破産と言う結果をもたらします。急速に値上がりした円相場も瞬間的に90円を割り込む水準でした。折りしも大統領選挙の真っ只中。オバマ当選が決まり、半年の間に100円近くにまで戻す局面もありました。が、就任以降はず~っと円高のまま。日本で民主党政権が交代するまでこの状態が続きました。

 第二次安倍政権とともに円高は解消の方向に向かい、迎えた昨年末のFRB利上げ宣言でしたが、マーケットの行方は予想を覆すものでした。

 ピンポイントで見れば小さなバブル崩壊にも見える今回のマイクロ円高不況、日銀に更なる「打つ手」はあるのか?当面の総裁の発言や発表に注目したい所です・・・・・・

 と書いたのが10日のこと、そして11日の円相場は一気に110円台に突入(ロンドン市場;速報値)!!!もう何が何だか分りませんな

| 13:48 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2020年 7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

バックナンバー

カテゴリー