2016年02月01日
今週のニュースから
東急東横線などで活躍した5000系(今の5000系ではなく初代の5000系)が引退します。と言ってもすでに東京には無く熊本電鉄に譲渡された最後の1両。渋谷駅のハチ公広場に飾られているのと同じ、通称「アオがえる」
小学生のころはアノ顔を見てバッタみたいな顔と思っていました。当時は各駅停車専用で急行運用はステンレスカーに譲っていましたが、軽快でユニークなスタイルは強く印象に残っています。昭和30年前後,当時大人気だった国鉄の湘南電車、モハ80系を真似して正面窓を二枚の大型に分割して左右に後退角をつけた湘南スタイルが大流行したものでした。
東急線から退いた後、アオガエルの最後の1両は今、熊本電気鉄道を走っています、が再来週には引退。日本の鉄路から動く青ガエルはいなくなります。
さて、一両だけの車両、当然片方にはオリジナルの運転台が付いていますが折り返した後は、どうやって運転するのか?
実は譲渡されるときに改造を受け、反対側にも運転台が設けられました。連結器と幌カバーがついていた場所を先頭に走る姿は滑稽でもあり、バックして飛行するスペースシャトルのようでもありますが、もうその姿を見ることもできません。
14日の最終運行にはきっと全国からファンが殺到し大騒ぎとなることでしょう・・・・・・
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| カテゴリー:吉田雅彦