2015年08月09日
「Be a driver. Experience at Roppongi」
この夏休み,ヒルズの前には昨年に続きマツダの新車が飾られています.一台は説明の必要も無いデビューしたての新しいロードスター.早速運転席に納まってみます。
@「Be a driver. Experience at Roppongi」。(8/23まで)
運転は出来ませんがセッティングなら可能、アクセサリー電源はいつでもオンできる様になっています。当然ラジオのスイッチ、入れますよね!このクルマにはコンソールのセンター部分にナビ画面に相当するカラーディスプレイと、シフトレバーの手前にコントロールする大小2つのジョグダイアルがついています。
ディスプレイに表示される機能は全てこの手元のダイアルでクルクルピッピと操作できます.計器盤までわざわざ腕を伸ばさなくっても簡単に操作でき,その分運転にも集中できます。
さあ、それじゃあ最初にホームボタンを押して最初の階層を呼び出します.あとは♫のマーク(オーディオ階層)へ>FM放送選択>チューニング(アップダウン、またはプリセット選択)と進んで81,3Mhzを選択できました.イコライザー等音質調整は、さらに設定の階層を選びます。これらの操作はほぼ全て手元のダイアル1つで操作可能.手前の小さなダイアルは主にボリュームをコントロールします。
昔のカーラジオはシンプルでした.左にボリューム、右にチューニングのダイアルがあってその間には選局ボタンが五つくらい並んでいたものです.音質はボリュームの外側のリングで調整可能.これだけで全てのファンクションが操作できた訳です。
やがて時代と共にカセットプレーヤー、CDチェンジャー,MD,i−Pod、メモリーファイルとだいたい10年単位でソースも変化します.それに併せてオーディオ系の操作ボタンも飛躍的に増え、大きさも小さくなって使いづらいものに「進化」しました。手探りでボタンをまさぐるのは不可能で、安全上からも好ましいものではアリマセン。
今度のロードスターに限らずマツダの新車には順次この新しい方式が採用されて行くようです.運転中の視線を可能な限り逸らせない工夫、エンジニアたちが日夜工夫を重ねているのはこんな、細かい心遣いにも及んでいるのです