2015年06月28日
商売繁盛だけでは・・・・
連続ドラマの影響でこのところ好調なウィスキーの販売、とはいうものの工場で増産を決めて即出荷とは行かないのがこのビジネスの難しい所。ニッカウィスキーのモルト原酒だけを使ったシングルモルト、「余市」と「宮城峡」 販売が下向きでもないのに出荷を見合わせ??
ブレンドを見直して,これまでのエイジング別(年数別)から一種類のモノに統一されて販売となったのは原酒が一時的に不足状態に陥っているから・・・・店頭でも最近、目にしなくなっています。
原酒を仕込んで熟成、完成品になるまでは7~10年以上の年月がかかるので、今回のような俄かブームも7年以上前に予測しておかないと、簡単に増産できないのが辛いところです。
廃盤になったわけではありませんが、復活まではしばらくの辛抱・・・・・・売れすぎて原酒が足りないと復活は望めない・・・・・このビジネスの難しさを改めて思い知らされる不思議な現象です