2015年02月15日
アルファロメオ4C &
ヒルズ大屋根プラザに現れたレッドカーペット、その先には最新型アルファロメオが並んでいます。アルファといえばフェラーリ大好きなイタリアで古くから続くスポーティーカーのブランド、日本人にもお馴染みであのエンッォ・フェラーり御大も最初はアルファロメオ所属のレーシングドライバーが出発点。つまりフェラーリの育ての親でもあるわけです。
そんなアルファの本格的な二人乗り最新スポーツカー・アルファロメオ「4C」エンジンを背中側に置いたミッドシップレイアウトは、F1やルマンカーと同じです。荷物やスペアタイヤの置き場には窮しますが、何より頭越しにエンジンの咆哮を感じ取れる、迫力のドライビング。ステアリングが軽くて確実なことも魅力ですが、何といってもエンジンを収める必要のない低くてコンパクトなノーズはこの車のデザインをとても魅力的に演出します。
1950年代のF1創世記には常勝チームの一つ、欧州の様々なグランプリでもアルファロメオの車は大活躍、日本のマーケットでも昔からアルファのブランドは深く浸透していました。映画・「卒業」の中で疾走する二人乗りの赤いスパイダー、これもアルファの代表的なスポーツカーです。そんなアルファも一時は国営企業になったり、日本企業とのジョイントベンチャーを立ち上げたりと時代の荒波を受けましたが、最近再び活気に満ちているのは街中で見かけるジュリエッタの多さを見ても解るとおりです。
赤といえばアルファ/フェラーリのシンボルみたいなカラーですが、赤くないアルファだってあります。日本人デザイナーkenOkuyama氏が手がけた白いGiuliettaは「ジュリエッタ・ケンオクヤマ・スペチアーレ・ビアンカ」
近年高級車で流行りのマグネシウムグレイのGIULIETTA QUADRIFOGLIO VERDE LAUNCH EDITION。
写真では再現が難しい絶妙なカラーはぜひ現物をご覧下さい