2015年02月03日

たとえ幾つになっても

 高校野球のOB/OGが、性別、世代、甲子園出場経験の有無、元プロ・アマの壁を超えて出身校別に憧れの球場を目指す、マスターズ甲子園を目標にある元高校球児たちのその後を描いた映画:
「アゲイン 28年目の甲子園」は理由あって甲子園出場を叶えられなかったオジサン達のストーリーをギバちゃん、中井貴一らが渋いオトナの演技で魅せてくれます。

 作品『とんび』や『流星ワゴン』の直木賞作家:重松清のベストセラー原作本を大森真須美が脚色/演出、作り話とは言え想像通りの感動的な展開が・・・・・、随分とオバさんになったあの美人女優にも驚き!
 実は彼女の抱えていた秘密がこの話の根幹を握っているという結末に。そして,野球を横糸に父と娘のビミョーな関係を縦糸として実際の甲子園球場でクライマックスのロケが行われ・・・・(コレはネタバレですな:想像はつきますが・・・)

 俳優、中井貴一を初めて見かけたのは彼がデビュー間もない頃の80年代初頭。ガチガチに固い表情と緊張ぶりが初々しくもあったけれど,多分長続きしないだろうなア,などと思って見ていました。それがいつの間にか日本を代表する実力派二枚目俳優に!長続きしなかったのは実姉の方でした・・・
 30年来変わらない七三分けも昭和を物語る彼のトレードマークのようです。佐田啓二という二枚目人気俳優を父に持ちながら幼くしてその父を失い、デビュー後も脇役として光っていた時間の方が長い印象ですが,いつしか渋い,演技派のカッコいい男優に成長していました.地味なキャラではあるけれど彼が本領を発揮するのは,あるいはこれからなのかも知れません。

 夢叶わず散った多くの高校球児たちにとって、甲子園は永遠の聖地。母校のプレーをスタンドから応援するという、実はホンの一握りの人々だけが手にできる幸運な体験を、去年プレゼントしてくれた我が母校の後輩たちに、改めて感謝したいところです。

| 01:05 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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