2014年12月10日

その頃日本は

 忘年会シーズンもたけなわ、ノルウェーではことしのノーベル平和賞を最年少のマララさんが授賞,力強く教育の機会保障を訴えていました。が、お茶の水のオシャレな高層ビルで開かれた、とある忘年会では、高瀬デスクも同席して、話題は男女同権、雇用機会均等にまで及びました。80年代半ばに施行された男女雇用機会均等法で女性の社会進出は本当の意味で促進されたのか?他方で、家事、育児、それに男性と同等の仕事・・・女性の負担は増えるばかりです.結果、出生率の低下、晩婚化という、少子高齢化の引き金を引いてしまったのではないか、という仮説が導きだされました。じゃあ、どうすれば良かったのか?

 女性の職場での権利と同等に、男性の家事労働・育児、子育てにも女性並みのサポートを加えるべきではなかったのか、という結論に至りました。北欧諸国では男性がこうした機会に9割の報酬を保障される例があるなど、学ぶべき先例はあるものです。さらには子供が家庭で親と一緒に過ごす権利というのも確立されているのだとか。

 これから日本が迎える労働人口の減少問題、あらかじめ先手を打っておかなければ20年後の苦しい状況は既に計算できるはず。一刻もはやく手を打つことが出来るのは先見性を持った政府とその政策に他ならないことは言うまでもありません。
 それにしても、ほかの客席でこんな話、議論しているテーブルってあるんだろうか・・・・高瀬デスクのふとした疑問でありました。お隣のテーブルではどんな話題が俎上にのぼっていることか?急に興味が湧いて来ました

 ニュースの世界でも女性アナウンサーがニュース原稿をメインで読み始めたのは80年代初頭のこと.それまではお天気や動物ネタなど限られた内容のニュースしか扱えない,添え物的な存在でした。やがて幸田シャーミンや安藤優子といった、男性を脇においてメインで活躍するニュースアンカーが登場し、j−waveのニュースではほぼすべてが女性によりオンエアされています.別に何の違和感もアリマセンね、これも70年代にはあり得なかったことです。

| 22:11 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー