2014年09月25日

21世紀のアイツ

 8月の公開後ロングランヒットを続けているドラえもん映画。え、昔から続いてるんじゃないの?
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 確かにドラえもん映画は定番として劇場版シリーズが公開されては来ましたが、今回の作品は3D、それもCGとVFXを巧みに使い分けた合成画面で、アナと雪の女王とも違って撮影に凹凸のあるミニチュアも併用しているところが特色です。ストーリーもドラえもんとの遭遇から別れまでのエピソードを厳選してチョイスしているので、初めて見るドラ映画としても安心です。

 TV・劇場版アニメと云えば日本のお家芸みたいな面もありますが、人手を介して描かれる毎秒何十枚分もの原画の制作は、今や中国に委託されて人海戦術と圧倒的なコスト安で賄われているのだとか・・・海賊版やパクリもんの作品(?)も散見され、本家としては頭の痛いところです。が、CGで、作画をプログラムに任せれば中国から原画を運ぶ手間もかからず、3D化も容易です。

 初連載からはもう、40年以上も経つと云うのに、ここまで深く国民に愛される存在になったドラえもん、CGで生まれ変わった21世紀のドラえもんを見ると22世紀になってもその人気は衰えていないかも知れません。 8月8日の 公開から76日目の22日時点で、 興行収入(興収)80億円を突破した!

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ぼく、トラのもん!/虎ノ門ヒルズにて

| 05:12 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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