2014年09月08日
真夏の夜のパルコ劇場
ショーガールといえば旧/西武劇場、現パルコ劇場の代名詞とも言える人気シリーズでした。初演はもう40年も昔・・・・そんな昔っからパルコ劇場が・・・・・あるんです!で、今では川平慈英とシルビア・グラブの二人が三谷幸喜の演出でパルコ・ミュージック・ステージ「KOKI MITANI'S SHOW GIRL」を繰り広げています。行ってきました!開演は午後10時!?正味一時間5分の濃縮ステージです。が、お芝居にメドレー・ダンス等々のショータイム。とても一時間に収まる内容ではありません。天才三谷幸喜のマジックの成せる業・・・・・
舞台は東京三鷹市下連雀、え?ショーガールの舞台がショーワな12畳の畳・和室??キャスティングもさることながら開演前から、意表をついた舞台設定です。おそらくミュージカルファンなら一度は観劇したことのあるショーガール。木の実ナナの印象があまりに強く、新しいキャスティングはどうなんだろう?と思って見ている人も少なからずいることでしょう。二人とも実力派で共にキャリアの持ち主、しかも濃〜いルックス。それが、下連雀の地味な民家と妙なコントラストを見せています。ここからどうやってあの華々しいショーガールの世界へ展開してゆくのか・・・・・1回だけでは気の済まないお客さんでも5000円で、もう一度・・・・
一時間と云う公演時間もさることながら安価な料金で、エンターテイメントの敷居を下げられるか?挑戦的な試みも感じられる21世紀版のショーガール。~9月14日まで