2014年06月15日

残念な中島のリタイア

 地球のほぼ反対側ではワールドカップが開幕しましたが、大西洋を挟んだ向こう側ではフランス・ルマン24時間耐久レースがまもなくフィニッシュします。伝統の24時間耐久レース、常連のトヨタ、アウディに加えてポルシェも復活参戦。そのいずれもがハイブリッド仕様という興味深い戦いです。(来年にはニッサンGTーRも)かつては常勝軍団だったポルシェが久々の復活、迎え撃つアウディ(#1,2,3を掲げるディフェンディングポジションです)とどんな戦いぶりを見せてくれるか、意外な伏兵としてトヨタの熟成も見逃せない要素です。
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 そのトヨタ⑦号車をドライブする中島一貴、予選でトップのタイムをたたき出し、決勝レースの先頭でスタートしました!日本人ドライバーでは初の快挙!!トヨタとしても99年以来のポールポジション獲得です。

 ・・・・・・と楽しみなレース展開を予想し、実際トップを快走中だった中嶋は電気系統のトラブルでリタイア!!残念、優勝を期待されていた中での突然のリタイアだけにチームの落胆ぶり、メガウェブで声援を送っていた大勢のファンの落胆ぶりは想像がつきません、

 一歩、こちらは明るいニュース!日本人女性/井原慶子さんがドライバーとして参戦しています。日本車のチームではありませrんが、こちらも現地では注目を集める人気者、今回は見事に念願の完走!それも9位入賞という堂々の成績で、来年以降に大きな期待を繋ぎました。

 ワールドカップと違って、24時間後には勝敗が決してしまうルマン。F1と違って屋根もワイパーもライトも備わるマシンですが、パーツをはずしてゆくと中味は案外F1に良く似ています。寝そべった運転姿勢、タイア、エンジンの位置関係、そしてトップスピードは400km近くまで伸びる、文字通り地上最速の争いです。

 さらに興味深いのはF1にも浸透し始めたハイブリッドが定着していること。たとえばアウディの場合、蓄えた電気は重いリチウム電池ではなく、真空中に置かれたフライホイールを回す力に変換されます。昔々遊んだ、はずみ車やチョロQと理屈はほぼ同じ。
 これに対してポルシェは街中のハイブリッド車みたいにリチウム電池に充電します。違うのは排気タービンで発電してエネルギーを回収すること。減速時だけでなく巡航中も充電出来、今まで使い捨てにして来た排気ガスのエネルギーを動力に再利用するところが画期的です。市販車への応用がはやそうなのはポルシェの方、当然その意向もあるそうです。

 結局ことしもアウディの連勝におわってしまったルマンの闘い。しかしTOYOTAの健闘ぶりは他のメーカーもプレッシャーを感じているはず。TOYOTAは大きな自信と共に来年に臨めるでしょう。来年は日産GT=Rも復活参戦します。ますます楽しみな来年のルマン。来年こそは是非、現地で応援したいものです

| 22:22 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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