2014年02月20日
セグウェイに乗ってみた
けさのI.AMでゆずも話題に取り上げていた「セグウェイ」にのってみました。電池とモーターと車輪が2つだけどバイクじゃないし車いすでもありません。ハンドルはあるけどブレーキは有りません。一輪車みたいですが私は一輪車には乗れません。自転車に乗れなくても、スキーやスケートがダメでもすぐに縦横無尽に走り回れることが実証出来ました。しかも夢中になること請け合いです。
ステップには前後の体重移動を測るセンサーが埋め込まれています。前を踏めば前進、後ろは制動、後退.ハンドルは左右の旋回だけに使います。はじめてこの乗り物に乗り込むときが唯一、一番難しい瞬間なのかもしれません。正しい位置に足を置かないとエラー表示の赤いLEDが点灯します。補助してもらった手を離すとセグウェイと私は二本のタイヤだけでちゃんと自立しています。
ちょうど秋田の竿燈(かんとう)の様に小刻みに車輪が動いてバランスをとってくれます。乗り手は姿勢を変えない限りなんの技術も要りません。加速度センサーが動きを検知して足元センサーが重心位置を解析、演算処理して地面と垂直になるよう車輪を細かく制御して、玉乗りや一輪車の乗り手と同じ様にバランスを保ってくれます。もちろん竿燈の経験が無くてもです(私はあります!)
では、いよいよ移動開始。百貨店の店員みたいに軽くお辞儀をするか、ハンドルを手前に引き込むとモーターがまわりだし、セグウェイは軽快に走り始めます。時速10km以下に抑えられる亀さんモードを選んでも、歩く人を次々追い越しどこまでも進んで行ける気がします。道行く人がみんな振り返る、視線を浴びるのが快感ならば他に問題点は何も見当たりません。
急ブレーキはスキーの様に腰を後ろに落とし込むか、かかと立ちをすればモーターに反対方向の電流が流れて自転車ブレーキよりも強力な制動をかけてくれます。左右のカーブは一番簡単、ハンドルを曲がりたい方向に少し傾ければ思った通りの弧を描いてくれるし、その場で回れ右だって可能。一番難しいのは静止かもしれません。が、慣れれば手放しでも直立できます。
家庭用電圧で充電可能、航続距離は40km。駐車スペースを取らないのは我が家にとっても朗報です。ゴルフ場などでも見かけるようですがまだまだ日本の法規では一般公道上を走行出来ません。実証実験で歩道上の使用が認められている筑波では、横断歩道で、のったままの横断がようやく認められた(歩道以外でもいい、と云う意味で)にとどまっています。
もしも大きな宮殿にお住まいか。広大な敷地をお持ちの方ならば、是非一度買って遊んでみることをオススメします。