2012年06月16日
あと数時間
夏至祭に近い土曜日の午後3時
フランスのサーキットを舞台に24時間も走り続ける
自動車の耐久レース=ルマン24時間がスタート時刻を迎えます。
F1と違って、市販車も含むスポーツカーで争われ
古い規則では二人分の座席とスペアタイヤ
灯火類の装備が義務付けられていました。
60年代から70年代にかけて、フォードやポルシェ
フェラーリの戦いは。そりゃあモウ激しいものでした
が80年代に入り誰もポルシェに太刀打ちが出来なくなると
2座席のプロトタイプスポーツカーと云うカテゴリー自体が
面白みを失ってしまった様に感じます。
90年代、日本メーカーも相次いでルマンの表彰台を狙いに
行きました。そんな中で、地道にしかし確実に表彰台の頂点に
たどり着けたのはマツダ一社のみ。ロータリーエンジンの
長いチャレンジがようやく報われた瞬間でもありました。
日本車で今のところ唯一の栄光に輝いたロータリーエンジンも
今月、RX-8の生産終了で、いったん表舞台から姿を消します。
時代は移り変わって、いまや、ディーゼルエンジンが
この長く厳しい戦いを制するようになりました。
真剣に表彰台を穫りに行きながら二位で終ったトヨタ
今年はハイブリッドで、捲土重来を期します。迎え撃つ
王者アウディはディーゼルにハイブリッドを組み合わせ
この二台がことしの注目を集めそうです。
トヨタ、ダークホース的な勝利を手にするか
やっぱりアウディの牙城は崩れなのか。
24時間に亘る不眠不休の戦いはもうまもなく
フランスパリ近郊のサルテサーキットを舞台に始まります。
スタートから24時間後の先頭を走っているクルマは??
是非結果をお楽しみに