2012年06月03日
大澤郁夫の世界
写真と見紛う程の精密な航空絵画を描く、
画家の大澤郁夫さんが、東京・有楽町の東京交通会館で
航空絵画と模型展を開催します。
大澤さんは、1960年代からアメリカ軍やアメリカの
文化を取材し、多くの雑誌や写真集、ムックなどの
出版に関わってきた方です。
中でも100点を超す航空機や艦船、軍用車輌などを
描いた絵画を在日米軍のアートプログラムに寄贈し、
その素晴らしいアビエーションアートは、現在も米軍の
横田基地司令部に飾られていることは、マニアの間で
広く知られています。
アビエーションアートというと、日本ではプラモデルの
箱に描かれたボックスアートを連想されがちですが、
海外では絵画の一ジャンルとして確立されており、
イギリスのロバート・テイラー氏などが第一人者として
知られています。
日本でも大澤さんをはじめ、小池繁夫さんや佐竹政夫
さんなどがよく知られており、若い人たちからも新鋭の
アーティストが誕生しています。
これを機会に是非一度、アビエーションアートの世界を
覗いてみてはいかがでしょうか。
「大空の残像」大澤郁夫の世界は、今月17日(日)~
23日(土)まで、東京交通会館地下1階のシルバー
サロンAで開催されます。入場は無料です。