2011年11月06日
首都圏最大の航空イベント
首都圏最大の航空イベントである「入間航空祭」が
3日開催され、約17万人が訪れました。
この日は生憎の曇り空、湿度が高いためか薄っすらと
靄がかかっているような状態で、写真撮影には最悪の
条件となりました。
午後からの曲技飛行チーム、「ブルーインパルス」の
フライトでも青空は戻らず、白い雲を背景にスモークも
はっきりしない写真ばかりとなってしまいました。
今回、注目の的となっていたのは、部隊創設50年を
迎えた日本唯一の偵察機運用部隊である第501飛行隊
の所属機、RF-4EJの特別塗装機です。
機体の回りには閉門間際まで、航空ファンが熱い視線を
送っていました。
ファントムも次期FXが決まらないまま、老体に鞭打つような
状態となっており、F-15を偵察型に改造する計画も防衛省
とメーカー側との開発をめぐるトラブルで暗礁に乗り上げた
形です。
周辺国の空軍力の急速な増強を横目に、空自ではしばらく
焦燥の日々が続きそうです。
ところで、首都圏最大の航空イベントといえば、同じ3日、
群馬県太田市では、ラジコン模型飛行機の祭典、
「RC航空ページェント」が開かれました。
このページェントでは、太平洋戦争中、中島飛行機が開発
を進めようとしていた大型爆撃機「富嶽」の民間型旅客機を
ラジコン機で再現した大型模型が飛行に成功しました。
入間航空祭と開催日が重なっているため、これまで一度も
見に行ったことはありませんが、来年はどっちにしようか
迷うところです(笑)