2011年06月26日
ムスタングかマスタングか!
7月下旬に池袋の東武百貨店で開催される
「タミヤモデラーズギャラリー」に出展する予定の
ノースアメリカンP-51ムスタングです。
今回のモデギャラには、「ろうがんず」が特別参加
することになりました。
そこでのテーマは、「プラモデルは誰が作っても同じか?」
プラモデルが世の中に登場した当時、だれもが簡単に
それなりの作品を作ることが出来ることから、一部には
誰が作っても同じ作品が出来上がり個性がないとの意見が
ありました。
結果として、プラモデルは画一的、個性が無いものの代名詞
としてよく引き合いに出されます。
果たして本当にそうでしょうか・・・・・・・・
こうした意見に真っ向から異を唱えるのは我ろうがんず会長の
石坂浩二さんです。
ならば、そうではない証拠を見せてやろうではないか!
てなわけで、会長の発案でタミヤのノースアメリカンP-51
ムスタングを会員全員が作って、その違いを証明してみせよう
ということになりました。
タミヤのP-51は傑作キット中の傑作キット、作り易さと精密さ
を併せ持つプラモデルのお手本のようなものです。
誰にでも簡単に組み立てることが出来ますが、さて、その仕上がり
は・・・・・・・
ということで、組み立て始めました。
とりあえずお約束の機内塗装から始めます。
ジンクロと呼ばれるアメリカ軍独特の機内色で塗装をして
操縦席を組み込んだら後は全体を組み立てて機体の表面の
塗装をするだけです。
選んだキットは第9空軍のエースパイロット、リチャード・E・
ターナー大尉の搭乗機です。
同じP-51のキットでもデカールの種類を変えて様々なキットが
発売されています。
自分の好みのエースパイロットを選ぶことが出来るというわけです。
勿論、P-51は有名戦闘機ですから他のメーカーも大抵はキット化
していますが、今回はタミヤ主催のイベントですのでタミヤ製と
いうことになります。
キットにないものは、資料を集めて自分で塗装してしまうツワモノも
います。(めったにやりませんが・・・・)
ところで、MUSTANGとう名称は、これまで日本ではムスタングと
一般に呼ばれていましたが、ある時期から英語の発音を尊重する
マスタングと表記されるようになりました。
従って、今の若い方々はムスタングとは呼ばずマスタングと発音
するのが当たり前になっていると思います。
でも、おじさんたちにとってはP-51はムスタングなんです!
そこで問題なのは、展示会の表記をムスタングにするかマスタング
にするかですが、まだ結論は出ていません。
いっそMUSTANGと表記してどう発音するかは来場者にまかせ
ようとの意見もありますが、さて、どうなりますか・・・・・・
ちなみに、車好きの皆さんはフォードのスポーツタイプをどのように
呼んでいるのでしょうか・・・・・・