2010年06月13日
はやぶさ違い!?
きのうプラモクラブ「ろうがんず」の例会が開かれました。
会の目的は、石坂会長が館長をされている
横浜の「人形の家」で9月下旬から1ヶ月間
開催されるイベントの出展プランを練ることです。
今回ろうがんずが挑戦するのは、フィギュアによる
夢のプラモデル工房のジオラマ製作です。
会員それぞれが自分自身のフィギュアを製作し、
模型作りに勤しんでいるところをジオラマ化して
プラモデル作りの楽しさをアピールしようというもの
です。
とは言え、これまで飛行機と船以外作ったことがなく、
ましてや自分のフィギュアなど作ろうとも思わなかった
ので、いささか不安ではありますが、同じような不安を
抱えている会員は他にもいて、この日はプロの会員に
フィギュア作りの極意を伝授していただこうとなったわけ
です。
それにしてもさすがにプロ、持参した外国製の粘土から
金属製のヘラ1本で見事なフィギュアを生み出して
いきます。
完成見本の美少女のキャラクターを360度の角度から
眺めながら、どうしたらこのような見事な作品が生み
出せるのかただただ驚愕するばかりで、益々、自信が
なくなってきました。
短時間でこの技術の習得は無理と判断した私は、
数十年前に発売されたタミヤの12分の1のF1ピット
クルーのフィギュアから改造する道を選びました。
これならどうにかなりそうです。
ところで、サッカーのワールドカップも開幕し、いっきに
盛り上がりを見せていますが、今夜、試合が始まる頃、
もう一つ一大イベントが実現します。
そう、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還です。
日本時間の今夜10時51分、大気圏に突入し、内蔵
カプセルを放出して燃え尽きる予定です。
プロジェクトの成功を祈るばかりですが、この「はやぶさ」
にまつわる余談を一つ。
きのうの「ろうがんず」の例会で会員の一人が近くの
プラモ店に「はやぶさ」のプラモデルの在庫を確認しました。
今、はやぶさのキットは大人気のようです。
ところが、店のご主人は「一型ですか、それとも二型ですか?」
と答えたそうです。
「はやぶさ」と言えば、我々の年代は旧日本陸軍の一式
戦闘機「隼」のほうがぴんときます。
店のご主人も古い世代の方だったんでしょう。
ハセガワ48分の1の「隼」の事だと思ったに違いありません。
「隼」も傑作戦闘機でしたが、「はやぶさ」も見事な活躍を
示してくれました。
カプセルが無事に回収されることをただただ祈りたいと
思います。