2009年12月06日
私のラジオデイズ88
沖縄の普天間飛行場の移設問題をめぐって
日米関係に亀裂が生じ始めています。
年内の早期決着は難しい状況で、年明け以降
日米関係は重大な局面を迎えることになりそうです。
日米関係だけでなく、鳩山政権は閣内の連立にも
頭の痛い問題を抱えています。
政権交代から3ヶ月、国会内で取材活動を続ける
記者たちにとっては、息つく閑のないまま年の瀬を
迎えることになりそうです。
年の瀬といえば、国会放送記者会では一年の活動の
締めくくりとして、毎年、加盟各社が一堂に会して
定期総会を開いています。
総会はその時の幹事社が仕切ることになっていて、
開催日や開催場所(たいていは関東圏の温泉郷が
選ばれていました)、議題の立案、会計報告の作成などを
大抵は一人で行うので、なかなか大変な仕事となります。
そんな緊張感をほぐしてくれるのが、総会のあとの宴会です。
ある時、私が幹事を担当した総会でのこと、思いもよらぬ
出来事が起きました。
場所は、東京近郊の有名な温泉地の有名旅館、前にも
在京ラジオ・テレビ局のアナウンス責任者会議でお世話に
なったこともあり、いろいろと便宜を図っていただきました。
総会も無事に終了して宴たけなわになった頃、ステージでは
韓国から訪れた舞踊団のショーが始まりました。
カラオケショーなども交えて盛り上がってくると、我がクラブの
参加者からもステージに上がって、自慢のノドを披露したり
奇妙な踊りを披露するツワモノが現われました。
国会記者とはいえ、そこは民放の社員たち持ち前の一芸を
披露して会場を沸かせました。
一通りショーが終ると、韓国舞踊団の団長が幹事の私の
ところに来てこう言いました。
「実は私どもの団員が、楽しそうな皆さん方と一緒に是非、
宴会をしたいと申しております。よろしければご一緒させて
いただけませんか?」
「・・・・・・・」、こっ、断る理由などありません!
この団長をはじめ団員の皆さんは超美人の若い女性たちです。
独断で申し出を受け入れ、盛り上がっている部員たちに報告
しました。
「皆さん!聞いて下さい。いま、韓国の舞踊団から我々と
合流したいとの申し出がありました。これをありがたく受け入れる
ことにしました!」
「ワーッ!!!!」大歓声が上がったのは言うまでもありません。
その後の展開はご想像にお任せしますが、決して国会放送記者会
の名を汚すような行為はなかったことは私が保証します。
勿論、国益を損ねるような行為はなかったことも重ねて保証いたします。
それにしても、国会クラブの総会でこんなに楽しい出来事は
初めてではないでしょうか。
少なくとも私がクラブに所属していた20年ほどは一度もありませんでした。
これから本格的な忘年会のシーズン、「袖振り合うも多生の縁?」
えっ!経費の心配?勿論、予算内で納めました。