2009年12月01日
設計の悩みどころ
最近よく目にするストロボ禁止の文字
にもかかわらず平気で発光させる人、多いんですよね
LumixのGF1ならストロボが知らぬ間に
勝手に発光、なんて失敗はありません。
あくまで自分の意志で使用を選択したときにのみ活躍します。
このストロボのポップアップを自動で作動させるか手動式にしてユーザーの判断にゆだねるか
設計者の判断の別れどころです。このカメラはあくまでユーザーの意向尊重型ということでしょうか
ストロボ使用が適切かどうか、判別できるユーザーが使う事を
前提にしているとも考えられます。だから
ストロボボタンをプッシュしない限り
人迷惑な行為とは無縁です。
暗い場所での撮影にはISOボタンで高感度側の数値を選ぶか
オートで高感度にシフトするよう設定しておけばOK
ノイズも意外に目立たず、結構使えます。
「ねえ,ストロボどうする?」
ズームボタンが見えないワケ大抵のデジカメにばズームボタンがついています。
だから、初めてLumixのGF1を手にした時
「あ、ズームは何処?」と中野めぐみさんが抱いた疑問ももっともです・・・・
彼女が手にしていたのは
20mmレンズ装着のGF1C/http://panasonic.jp/dc/gf1/lenskit/index.html
ズームレンズ装備のGF1Kならレンズ・外側を回せば
即ズーミング出来ます。コンパクトさが売りのこの薄型レンズですが、非ズームレンズ装着の場合でも
ズーム出来る方法があるんです.えっ一眼なのに?答えはここ
ズームレンズ以外のレンズを装着している時でもダイヤルを「P」にあわせてメニューボタンを押して赤いカメラマークから右へ進んでズームの項目を選べば2倍、4倍のズームが出来る様になっています!
画質を落さずズームするEX光学ズームも選択可能。
望遠レンズを買いに走る前に一度お試しを
一眼(イチガン)まめ知識
どのカメラを見てもレンズは一組なのに
なんで一眼、と断るの?
もっともな疑問です。昔は二眼(レフ)と言うカメラが
流行った時代もあり、よく奈良の観光地で、縦に二つのレンズが並んだ
カメラを上から覗き込んでいるおじさんを見かけたものでした。
レンズキャップを付けたままファインダーを覗き
シャッターを切ろうとしている人、これも度々
見かけたものです.つまりこれらのカメラは
フィルムに届く映像と、ファインダーに映る景色は
別々のルートを通っているんです。
これと相対するのが一眼(レフ)カメラ.レンズを通った
「ナマ映像」が直接見られると言う訳です。
だからキャップのはずし忘れも防げるし、望遠レンズに
付け替えて拡大映像を見ることも出来る訳です。
一眼レフにする為にはレンズとフィルムの間にミラーを置いて
(フィルムに写る映像をそのまま覗き)
シャッターを切る瞬間だけミラーを跳ね上げて
フィルムへの光路を確保して・・・・なんて面倒な機構も
デジカメの世界では過去の遺物となりそうです。
ミラーで光のルートをいちいち切り替えるのを
止めにして、普通のデジカメの様にリアルタイムで
画像をモニター確認出来る様にしたのが今回のイチガン
だから「レフ」の文字は不要です。
今や大多数のデジカメはイチガンと呼んで差し支えない
のかもしれません.
が、昔通りにレンズ交換可能な、ミラーを装備した機種を
むかし通り一眼と呼んでいるのが現状です。
蛇足ながらキャップははずさないと写りません。これは基本