2009年01月29日

初めての操縦桿

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国立科学博物館で開催中の万国博展。四十年近く昔のイベントなのにいまだに心躍る気持ちになるくらい、当時の一大イベントは目を見張るものでした。筑波万博も愛知博も規模の上では到底およびません。会場から至近距離に住んでいたこともあって、関心は人一倍強かったのかもしれません。学校の課外活動で、友達同士で、足繁く通ったものでした。

Dscn9764 UFO?ポップな茶瓶?カーリングの新規採用された石(ストーン)?四十年ほど前、大阪千里の丘に忽然と現われた巨大な円形の建物の正体は?大阪万博で垂涎の的だったHITACHIパビリオン。

東洋随一の長~いエスカレーターに乗った先に待ち受けていたのは
これが初体験だったフライトシミュレーター。8人乗りが16基。操縦桿を握れるのは二人×16基分しかありません。その16基あるフライトシミュレーターの
一番(離陸」と十六番(着陸)を狙って何度も長い行列に加わりました。Dscn9765入館の度にスタンプを押して回ったのも懐かしい想い出、100近く集めたと思います。
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今も記憶に残る入場券のデザイン。オトナ全日で800円は夜間半額。子供はさらに半額、青年というカテゴリーもありました。Dscn9769
お祭り広場を覆う大屋根。毎日繰り広げられるイベントには世界中からの参加者が
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二月八日まで開催中

| 12:44 | コメント(5) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

吉田さん、お疲れさまです。
遅くなりました…吉田さん、この時期は、かなりお近くにお住まいだったのですね…
自分は同時5歳、妹が生まれた翌年、何度かお話しましたが、自分が具体的に覚えているのは、叔父が購入した万博のエンブレムだけでした…
自分は、まさに千里出身なのです…
自宅から徒歩数分にあった関大は、自分が大学受験する頃は、全く手の届かない別世界に行ってしまいました…(笑)
吉田さん、実家にあった場所のイベントが、関東でも見られる…
何だか奇妙な感覚ですね…

投稿者 ちなみん : 2009年1月30日 08:03

科博で岡本太郎やってるの!って思っちゃった
そういえば渋谷の壁画もまだ見てないです
国博にはぽくぽく歩き、か自転車でよく行きますけど
科博は子どもでしょ~?!って先入観
万博、東北からもみんな行ったそうですよ
とにかく暑い暑い、混んでる、その記憶ばかりですって
高度成長期の象徴ですか?

投稿者 ふくひめ : 2009年1月31日 19:38

1/31公開の二十世紀少年第二章でも太陽の塔が
出てくるようですし,ウルトラ警備隊,忍者はっとりくん
メンコ遊びといった,万博少年世代・狙いの企画意図も
伺えます。まだ生活にコンピューターもデジタル技術も
ほとんど採り入れられていなかった昭和四十年代前半。
トランジスタラジオに組み込まれた集積回路[IC]が
最先端の技術でした。


あのスペースに最高で80万人以上、半年間で
日本の人口のほぼ2分の1が押し掛けたから
8時間並んでもアメリカ館ひとつ入れなかったり
日本人の忍耐も試されましたね。


万博会場に展示された新技術のうちコードレスフォン
が実用化したのは80年代,リニアモーターカーも89年の
横浜博が最初で,営業運転は2005年の愛知万博が最初
当初の東海道路線はまだルートすら確定しない段階です。
1970年に思い描いた未来はあまりに遠かったのか、
あれから横浜博,愛知博と見て回ってもそれほどの
進歩は感じられないと言うのが正直な感想です。


夢の聖地,大阪万博会場はその半分以上が森林に
姿を変え,当時から残る建造物はエキスポタワー無きいま
太陽の塔と鉄鋼館くらいのものになってしまいました。
その鉄鋼館が来年四十年ぶりに新装オープンし
資料館として蘇ります。今回の展示物も並ぶことに
なるでしょう。大阪通いの楽しみがまたひとつ
増えそうですね。

投稿者 吉田雅彦 : 2009年1月31日 20:35

先月末よりブラジル製ジェット機がJALにてデビューしましたね。リージョナルジェットの仲間ですね。(田中さんネタ?)
日本のMRJが大空を羽ばたくまでにはまだまだ時間が掛かりそうです。
それにしてもB737-800型機は機体の割に大きなウィングレットが目立ちますね~。機体識別的アクセントにもなる?(笑)

投稿者 小人部隊一号 : 2009年2月 2日 23:09

737-800の詳しい解説は田中デスクにお任せするとして
最初は短胴のズングリムックリだった初期型737が
ここまで大きく立派になって、40年も生き延びたかと
思うと感無量です。初就航(-100)の頃には、まだ
万博会場は建設工事のまっただ中
サンダーバードシリーズの映画が公開されていたり、
TOYOTA2000GTが生産・販売中だったり、
沢田研二、堺正章がグループサウンズの現役メンバー
だったり、時代の隔たりを感じてしまいます。

エンブラエル170の様に70席クラスが
東京発着の路線に顔を見せるのは、多分稀で
ローカルtoローカルの路線が主、ということで
一層、採算性が問題になって来そうです。
特急・富士川の373系と条件が似ている
かもしれません。
導入コストだけでなく、ランニングコストや
信頼性でも優位に立たないと、今のご時世
ビジネスとして厳しいのかもしれません。

全く話がそれますがファステック360の
量産デザインが確定しましたね。国内マーケットだけを
考えるなら、やはり新幹線が圧倒的に優位に
たつでしょうか?

投稿者 吉田雅彦 : 2009年2月 3日 18:01

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