2009年01月09日
タクシー強盗続発で新兵器
大阪を中心にこのところタクシー強盗が
連続して発生しています。
タクシーの運転手さんにとっては、
売上げの低迷に加えて、命の心配まで
しなくてはならないまさに「泣きっ面に蜂」
状態ですが・・・・・
事件発生以来、タクシーの運転席と客席との間の
仕切り板を生産するメーカーには、全国から
注文が殺到しているということです。
特に大阪のタクシーは仕切り板の装備率が
2割以下と、東京のタクシーのおよそ7割に比べて
低いのが気になります。
業界では様々な防犯対策を考慮中のようですが、
ここに来て、「光と音」でタクシー強盗を威嚇する
新兵器が登場しました。
運転手がタクシー強盗に襲われて重傷を負った
タクシー会社が開発したもので、3週間以内に
およそ500台のすべての車両に導入するとの
ことです。
いったいどの様なものかと言いますと、運転手が
緊急ボタンを作動させると、クラクションが大音量で
鳴り出し、ルームミラーの上に取り付けられたライトが
後部座席の犯人を照らし出す仕組みになっていると
いうことです。
同時に表示板が「SOS」を示し、配車センターにも
通報されるという凝った仕組みになっています。
こんな装置が使われないことを、ただただ祈るばかり
ですが、それでも事件が続発するとなると、
いよいよ最終兵器が登場するかも知れません。
そう!映画007シリーズ第3作「ゴールドフィンガー」
に登場したボンドカーのアストンマーチンDB5です。
この車には様々な仕掛けが施してありましたが、
中でも注目されたのは、レバーを引くと助手席の
シートが空中に飛び出す仕掛けです。
運転席のボタンを押すとタクシーの後部座席が
空中に飛び出す・・・・・
とまでは行かなくても、座席が後ろに折りたたまれて
犯人をがんじがらめにしてしまうというのはどうでしょう。
そのまま警察に直行です。
タクシーの運転手さんが安心して業務に当る為には、
極端ですがこんな装置も必要かも知れません。
もっとも、乗客のほうが安心して乗っていられなく
なりそうですが・・・・・