2008年11月09日
iQ=car of the yearを受賞
TIFFをお披露目※の場所に選んでいたトヨタの新車IQ
発売を前に早速今年のCar of the yearを受賞しました。
プリウスの発売から11年,トヨタが今回送り出したのは
ズバリ,ハイブリッドに頼らないエコ。
ハイブリッドは価格,重量でどうしても下限が決められ
てしまう。そこでプリウスより下の(価格帯しか買えない)
顧客を狙ったのが,コレ(なんだろうなあ)
実際、展示車両を見てもビッツから違和感無く
乗り換えられそうで、横幅も5ナンバー枠
一杯に採ってあって、後ろさえ振り返らなければ
3mの車体長を感じることはありません。軽自動車
のように全幅も制限されず,コレが小回り性能にも
貢献した様です。
車重で見ると初代ビッツはベーシックグレードで
800kg少々。このクルマは900kg近くあります。
もちろん安全装備、エアコンなど装備の有無は
あるものの、この差にはちょっと驚きです。
サイズダウンしても,コストダウンが主眼のクルマでは
なさそうです。
カローラが値下げを断行したおかげで
ほぼ同価格帯に並ぶことになった訳ですが
かたや4mを超える1500cc
こなた3mを切る1000cc。金の斧と銀の斧
ではないけれど、敢えて小さい方のを選ぶなら
燃費の良さが理由か,駐車スペースの確保の為か・・・
日本市場で、どんな勝負を展開するのか~興味津々です。
全長3mで四人乗り。これだけの短い車体に、短い軸間距離
稀に見るショートホイールベースだけに走行安定性、直進性をどうやって確保
しているか、実は電子制御を総動員して抜かりのない安定性を確保している様です。これなら筑波や
峠道でもこの上なく楽しい乗り物に仕上がっている
筈。
市販されたら我が家にやってくるか?
走りがよければもちろん、1mの地所を
新たに生み出してくれるのはバイクにとっても
大歓迎です。
※厳密には去年のモーターショウで
ベールを脱いでいますが、細部が
異なります
※※
「i」は、「個性(individuality)」を表すと同時に、
「革新(innovation)」と「知性(intelligence)」の意味を
合わせ持つ。また、「Q」は、「品質(quality)」を表現
するとともに「立体的な(cubic)」という言葉の音と、
新しい価値観とライフスタイルへの「きっかけ(cue)」という
言葉に由来。(メーカー広報文より)
※※※
去年の今頃話題騒然だったのはGTRの方
1年近い発売時期の差があって,同じ土俵に
というのは不公平感が残るところ
原油高、ガソリン税制という追い風も
iQには味方したもののGTRには逆風
本来なら去年がGTR、iQは来年でも
良かったでしょうね。