2007年02月10日
多田先生のお菓子作り教室
10日(土曜日)、銀座のとある場所で多田記子先生の
お菓子作り教室が開かれました。
初日は
「グランマニエ風味のトリュフ作り」
最初にブラックチョコレートの中に沸騰した生クリームを注ぎます。完全に混ざったら
器を氷水に漬けながら適温に冷まして
バター、グランマニエ(オレンジリキュール)を加えたら
口金(口径1センチほど)をつけた絞り袋に入れます。
直径2センチ、高さ1センチになるよう台の上に手早く搾り出していきます
ぐずぐずしているとチョコが硬くなってしまうので、先生の表情も真剣です
いったん冷蔵庫で冷やし、二個を合わせてまあるくします
さあ、ここからが難関。外側にコーティングするチョコレートのテンパリング(温度調節)です。
いったん溶かしたブラックチョコレートを、28℃まで温度をさげ、31℃に再び上げます。作業をする間中、この間に温度を保っておかないとチョコレートが
うまく固まってくれません。器の下には(断熱のため)タオルなどを敷き、デジタルの温度計で、厳しく温度管理します。これが結構至難の業、昔は職人技で判断したもの。工場では専用の装置で温度を保つのだそうですが、教室では一人が温度チェック、一人が泡立てないように慎重にかき混ぜる、チームワークの賜物なんですね。
そして、トリュフの中身をチョコに浸して
ココアパウダーをまぶします
あとは冷えて固まったら出来上がり。
いよいよ試食の時間に入ります。
紅茶はアールグレイが出されました。口に入れて食べてしまうのは一瞬ですが、一個たりとも作るには大変な手間とデリケートな温度管理が欠かせない、というのをまざまざと見せ付けられました。生徒たちも大喜び!
この日はnewsroomから木次さんと、去年3月までnewsroomの一員だった小口絵里子さん(昔も現在もニッポン放送でお仕事中)も参加。バレンタインに向けて大きな収穫の手ごたえを掴んだようです。
手作りのチョコレート、侮るべからず。これ吉田の教訓です。
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チョコレートはどちらかといえば常温で食べたほうがいいでしょう。多田先生からのアドバイスです