2023年01月11日

「N-BOX」がまた1位に

ホンダの軽ミニバン(厳密にはトールワゴン)が全ての4輪車中で2022年の販売ナンバーワンに輝きました。
かつてはカローラやヴィッツ、瞬間的にはサニーやファミリアが占めたこともあるポジションを、ここ7年近くも同じ車種が占めているのは見事なものです。

想定されるユーザー層はベビーカーなどを使う小さな子供を擁する子育て世代ですが、年齢や用途にとらわれない広い使い道が幅広く支持された所以でしょう。価格も百万円台の後半から、ハイブリッドや電動化と無縁な純ガソリンエンジン駆動であるところも見逃せません。


元々はダイハツのタントが開拓したスーパーハイトワゴン・マーケット。すぐさまズズキが追随しホンダは新世代の軽「N」シリーズの旗手として投入した意欲作がN-boxでした。
モデルチェンジを経ても大きなイメージ変更はなく、性能の充実ぶりも不足なし。加えてホンダならではのクオリティも高く評価されたのではないでしょうか。

さて、そんな軽・人気の影でしっかり登録車も含めたミニバン・カテゴリーのベストセラーに輝いていたのが5ナンバーサイズのフリード
3ナンバーサイズがデファクトになりつつあるノアやセレナを横目に、「ちょうどいい」サイズと手頃な値段が人気なのでしょうか。このサイズにして3列シートというのも貴重な存在です。そもそもは初代フィットが誕生した際に同じ車台(プラットホーム)を使ってワゴン・タイプにしたモビリオが母体ですが、燃料タンクを運転席下に移設して後方の床下に大きな可能性を生んだフィットの有効活用。ここからN-boxも派生しているので遠からぬ親戚みたいな間柄でしょうか?

つまり、売れ筋が2台ともホンダが作るミニバン系・・・・昨今の人気はこんな形で反映されているのでしょうか。思えばルイアームストロングの名曲「この素晴らしき世界」をCM曲にワンダーシビックが華々しくデビューしたのが今から40年前。ルーフを低めて、細長いシルエットのロングルーフが魅力な3ドアとは対照的な、乗用車としてはひときわ背の高いシビックシャトルの登場が印象的でした。今にして思えば、フリードの遠いルーツをこの辺りに見つけることができそうです。

| 19:52 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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