2020年02月19日

キャッツ

西新宿のテント劇場以来、日本でも定番、お馴染みのあの人気ミュージカル「cats」がついに映画になりました。
え、今ですか?といいたくもなりますがやっぱり今の技術があってこそ。リアルにメイクを施された上に耳、ひげ、それに複雑な動きの尻尾などは撮影後の膨大なデジタル処理があってこそのもの。
本番までの膨大なリハーサル,OKテイクが出されるまでの撮影の手間もさることながら、撮影後の手間暇をかけた映像の連続はやはり期待通りかなり見応えのある作品でした。

P1110210冒頭の一曲目からALウェバーのお馴染みのナンバーが続々登場。懐かしのTVドラマ、コメットさんを彷彿させる(例えが古くてすみません)チャーミングな捨て猫が舞台版にはない魅力。舞台版のキャッツにシルクドソレイユの超絶テクを重ね合わせてロンドン市内ロケを取り入れた映画版はやはりステージでは再現できないファンタジーが魅力。
鉄道猫のシーンではオリエントエクスプレス張りのコンパートメントも(猫の)等身大に再現されて雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。韻を踏んだ歌詞や印象的なメロディーも、サウンドトラックを何度も聞きなおしたくなるくらい魅力あふれるもの
P1110209初めてキャッツを見る人ももちろん、舞台版を何度も見ている人でも文句なく楽しめる新作に仕上がっています。
で、日本語吹き替え版には宝田明、ひげ男の藤原聡ほかやっぱり山寺宏一ら実力派揃いのキャストで聴かせてくれます。映像に集中できるのである意味こちらの方が物語を堪能できるかもしれません。訳詞も良く練られているうえに唇ととても上手くシンクロしているのでほとんど違和感なく楽しめるのも魅力です。


中でも聞かせてくれるのが次世代の歌姫!RIRI。妖艶な雌猫・ボンバルリーナ役を演じるのでぜひお見逃しなく!

本日のJ-WAVE STEP ONE (@stepone813) 内▼12:30〜『MUSIC+1』でたっぷり聴かせてくれます!!

| 12:53 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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