2018年02月06日

NーBOX/

根はいい子なんだけれど、どことなくワルの雰囲気が見え隠れしていてもう一つ信用できない、でもそんな不良っぽいところが魅力。というフレーズを口にする女子は少なくない気がします。クルマでいえばまあこんなタイプでしょうか

ホンダの軽ミニバン NーBOX/(スラッシュ)はおそらくモデル末期とも言える四年目に突入して、母体のNーBOXも新型に移行したので動向が気になっていた存在です。カタログも更新され、まだ新車で注文できる様なのでひと安心。実はいま一番購買欲を刺激される一台です。




このクルマが発売された時、そのワルっぽいユニークなデザインも気になりましたが内装に用意された様々なカスタマイズテーマはちょっとした驚きでした。

国道沿いにあるドライブインレストランのインテリアみたいに赤のレザーとチェックのストライプ、といったポップな内装もあればビターでショコラでモカなブラウン系でまとめられたシックな仕様があったり、パステルカラーに生成りのシート地はハワイアンテイストがテーマ。黒でまとめた都会的なスタイルやアウトドアをテーマにしたグリーン系の内装・・・・・
メーカーがカタログモデルとして、ここまでテーマを絞り込んで内装をデザインした例は(限定車を除けば)ちょっと記憶にありません。外装もかなり思い切ったコンセプトで、まるでアメリカのカスタムショップが昔好んでいたようなチョップトップという改造手法を思い起こさせます。


走行中だけでは無く停車中もシートをフルフラットにしてファミレスの様なデザインの室内に身を委ねればドライブの疲れも素早く癒してくれるかも。ベルトラインが高めで天地が低いウィンドウもプライバシー面からは好都合。富士スピードウェイでレース観戦の合間の休憩場所や、帰り道の東名の渋滞をやり過ごすサービスエリア休憩でも混雑に邪魔されない格好の隠れ家となること請け合いです。

ボディサイドのキックアップしたリアウィンドウやフェンダーと段差の無いリアピラーには懐かしい1970年型hondaZのイメージが交錯します。子供の頃、バイク屋の店先に飾られた、見たことも無い魅惑的なスタイルに胸踊らされた頃を思い起こされます。軽自動車を見て興奮したのは何十年ぶりのことになるでしょうか。





そして同じカラーを纏ったもう一台がNーONE。これはもうN360の生まれ変わりです。50年前、登場とともに軽自動車の勢力地図を一気に塗り替え、ホンダが自動車メーカーとして大きく飛躍した記念碑的『作品』
そしてカラーは初代シビックにスポーツモデルとして追加されたRSのサンセット・オレンジ。昭和40年代のイイところ獲り、合わせ技の一台です。あの頃のホンダを覚えている世代には涙モノに違いありません。


ミニバンばかりがもてはやされる昨今に嫌気がさしてきたなら、5人以上乗せて走る機会が年に一回未満なら、関西まで500km以上を一気に走ったりゴルフバッグを積み込んだ経験の無い大多数のドライバーならこれで必要十分です。
おウチに既にNSXが一台あって、お買い物に手頃な足代わりが欲しいと思っている人にも是非お薦めしたい一台です。

Dscf7070_2

| 02:59 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー