2011年01月29日

HTV,再び成功!

日本が打ち上げた大型宇宙輸送機、「こうのとり」
P1120018.jpg、ドッキングを完了しました。はやぶさほど遠くへ行った訳でも,日本人宇宙飛行士を乗せている訳でもありませんが,ある意味スペースシャトルを凌ぐ大きなプロジェクトです。
・その一,シャトルより太い
スペースシャトルの貨物室に収まらない寸法のモノは今まで宇宙に運ぶ手段がありませんでした.jaxaのきぼうもハッブル宇宙望遠鏡もシャトルの貨物室にあわせて設計せざるを得ません。HTVの直径は,シャトルの貨物室を凌ぐ大きさ,今まで運べなかった,より大型のモジュールを運べる様になるばかりでなく,実はこの輸送船、与圧室を備えることも出来,人間や動物を生きたまま宇宙に送ることさえ出来るのです。コッソリ誰かが潜り込んで宇宙に行っちゃったとしても不思議ではありません。問題はどうやって大気圏再突入~地上への帰還を果たすか,ということで,こちらはまだ研究途上、はやぶさ程度のカプセルなら実績があるので,時間の問題でしょう。

・その2
日本最大級のロケットである
打ち上げに使われたH�Bタイプロケットは
補助ロケットブースターが4基ついているだけでなく
メインエンジンも双発,つまり従来比二倍の能力をもっています
中型トラック並みのHTVを打ち上げられたのもこのロケットがあってこそ。
新技術というよりも数の倍加で高出力を得る,一番確実な方法で
高さ50mほどもある,堂々とした大型のロケット
これはもう、世界に胸を張って自慢出来る機体です。

| 01:43 | コメント(1) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

HTV、というと、我が心の魂、渋谷HMV、が先にイメージされます。
只今GLZ ONAIR中、と云うのもありますが、真ん中の一文字が違う訳ですが。
「こうのとり」のネーミングが、純和風でふさわしいと感じます。
この中に潜り込んで宇宙旅行、も吉田さんが仰るように、ほんの数年後、の気が自分もします。

投稿者 ちなみん : 2011年2月 1日 16:54

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