2024年05月03日
イヤな学生排除の動きって・・
ニューヨークのコロンビア大で学生たちが始めた抗議行動
カリフォルニア他全米のキャンパスにも飛び火、2日にはついに警察当局が学生排除の強行手段を断行。デモ参加者を排除し逮捕者は続出、座り込み者のテントを撤去するなど騒然としています。
1989年の大型連休もそうでした。中国北京大学のキャンパスで・・・・
当時のツールは勿論WEBなんかあるわけなく、掲示された壁新聞。
水無月が始まって96時間後に起きたあの出来事の全てのキッカケは元総書記で 一般の政治局員に降格されていた胡耀邦の急死を悼む学生らのムーブメントだった。
それ以前に各地で燃え上がった民主化要求の動きに比較的寛容な態度を見せていたのが胡耀邦だった、のが不審な死を遂げるに至り政権中枢への不満は一気に膨張することとなる。
ムーブメントは一気に全国のキャンパスにも伝播、その様子は日本でニュースを読んでいたワタシの手元の原稿にも記されていた。
この波はやがて民主化要求の具体的な項目へと発展し、ついにあの日の広場の攻防を迎えるに至る。
学生運動はしばしば時代と政府の流れさえも変えうる原動力となってきた。
イスラエルの姿勢を支持する政権のスタンスに対するレジストがこれからどのようなexplosionとなってゆくのか?
5月が激動の1か月となってしまうかもしれないのだから・・・