2024年02月21日
GDPが4位のころ
GDPがドイツと並んだのは遠く1968年のこと。当時のドイツで稼ぎ頭と言えばフォルクスワーゲンのかぶと虫ことVW1200でした。
戦前設計の大衆車が年産70万台も生産されていたのだから当時のカローラのざっと倍以上!勿論世界トップクラスの売れ行きでした。
そんなVWが大きく様変わりしたのがこの年"1968
アメリカの安全基準強化に適合するよう角ばったゴッツいバンパーに替えられドアハンドルは埋め込み式に、スイッチも衝撃吸収タイプの柔らかなもので運転席にはヘッドレスト標準装備、シートベルトが頼まなくとも付いて来たのもヘッドライトがカバーなしの直立したシールドランプに変更され12ボルトの明るいランプになったのもこの年からです。
もっと様変わりしたのはタイプ2 デリバリーvanの方で大きくカーブした一枚もののフロントウィンドウの二世代目にフルモデルチェンジ。グッと近代的な意匠に生まれ変わった年でした。
そのトランスポーターが今度は電動に代わって再び日本上陸を窺っている昨今、ドイツのGDPが日本を追い抜くよは何という巡り合わせでしょう!
VWゴルフも誕生からちょうど半世紀。今や高級車のジャンルに片足を突っ込んでいる様なポジションにいます。がガソリンで動くゴルフはそろそろ終盤かも。後釜を狙っているのは🆔2と呼ばれるEVの様です。
このままの勢いで行けばインドにも抜かれそうな日本
なによりも日本にとって脅威なのはその頭脳でしょう。
アメリカ留学生の数を見てもシリコンバレーの構成メンバーを見てもインド出身のエキスパートの多さには驚かされます。
ただ単に英語が得意だからと言うだけでは説明がつきません
日本も世界に通用する優秀な人材を育てて、定着させないことにはどん追い抜かれるのは明白です。
と同時に家電や半導体で追い抜かれた歴史をクルマでも繰り返すことのない様頑張って貰いたいものです。