2024年02月09日

1980

1970に国内で放映された実写TVドラマ「謎の円盤UFO」では1980年のイギリスが描かれていました。
すでにUFOの存在は既知のものとなり、地球防衛軍が組織されています。
月面基地の常駐管理職は女性スタッフで制服はミニスカ。70年当時の流行が続いているという前提でした。
組織の最高司令官ストレイカーの愛車はミドシップ・ガルウィングのシャドーカー、翌年デビューするカウンタックのようなプロポーションです。

10年後を予想した空想ドラマは現実を遥かに超えた世界を描いたものでした。
人種差別は相変わらず残っていたし、ミニスカブームはマキシスカートやニューミニの台頭で衰退。スチュワーデスの制服も長い丈のスカートに刷新されてしまいました。
ガルウィングの国産車が生まれるのは実に20年以上も先、ミドシップ・カーも日本で産声を上げるのは1984年になってからでした。

ドラマが予想だにしなかったのはデジタル社会の到来。まだ液晶電卓が精一杯の70年台から80年代にはマッキントッシュや98シリーズ、FMーVといったパーソナル機種が誕生しています。
ファッションのレトロ回帰も同様で、ゴスロリやアイビールックが注目を浴びるような時代を迎えます。

政局を振り返ればレーガン政権と中曽根総理のロン・ヤス時代が続き、やがてバブル景気を迎えます。
ある意味挫折と衰退を味わった70年代に比べ様々な要素が華開いたのが80年代だったような気もします。
就職氷河期に襲われ、長期デフレ時代の始まった90年代に比べたらそこそこ幸せな十年間だったとも言えるのではないでしょうか??

| 10:05 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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